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羽衣
カタログのうたい文句とは違って仕立ては限られます。あの固さ、あのトゲではフェンス仕立てが妥当でしょう。ニュードーンの末裔だけあって丈夫で、四季咲き性も文句なしです。うすピンクに紫がほの見える独特な花色です。ツルバラとしては重ねの多い剣弁咲きは重すぎる感じがします。さらに花弁が薄いので雨が多いとボールします。
春風
かなり伸びてトゲも少ないのでゆくゆくは壁面にランブラーのように仕立てようかと思います。葉も枝もテリハノイバラ系の特徴を備えていてもともとランブラーの範疇に入るべきものでしょう。何もわざわざ定義の曖昧な修景バラなぞという新ジャンルを作らなくても良いとは思いますよ。このバラなんか一期咲きですしね。
咲き始めの花色はオレンジっぽく弁の裏は白です。
咲き進むと開いてローズピンクになります。この系統の花としてはかなり大きいです。
ヘリテージ
鉢で育てています。庭におろせば大きくなりそうですがどうもイングリッシュローズのボテっとした重ねの多い花はツルバラ向きとは思われません。色あせた大量の花びらを、スパニッシュビューティーのようにハラハラとではなく、ドサリと落とすのもツルバラとしては優雅とは思えません。結構良い香りを持ってますが、花持ちはすこぶる良くありません。美人薄命と言っときましょう。



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