スパニッシュビューティー
いわゆるバラの季節に咲くバラのうちではかなりの早咲きです。季節到来を告げてくれます。そして花数が非常に多いせいで長い間満開の状態を堪能できます。濃淡のある独特のピンクは人を幸せな気分にしてくれます。ホントに。まして良い香りが辺り一面に漂うのですから。一期咲きで大きくなりますが、枝は比較的細く柔軟で、トゲも少なく折り紙付きの強健種です。ある程度のスペースがあれば扱いやすいと思います。総ての花にと思うほど実付きがよく大きな実が鈴なりになります。
スペクトラ
まだ京成バラ園が今のような陣容になっていない頃、フェンスに仕立てられたスペクトラに一目惚れをして購入しました。ツルバラファンが一花にこだわって買うことはいけないですな。黄から赤への色変わりですが、その様が実に初々しかった。一茎に一花の大輪種で花付きはそれ程でもありません。咲き始めは小型のピース的な感じがします。四季咲き性はかなり強いと思います。枝は細くその割には花首は丈夫、トゲは少なく耐病性よく、良い香りをもってます。
スカーレットクイーンエリザベス
以前住んでた家のシンボルでした。25年にわたりその独特な朱赤の色合いが春を飾ってきました。ご近所の評判のバラでした。もちろんできの良い年も悪い年もありました。この写真はあまり花数が揃わなかった年のものです。真ん中のあたりに枝の配分が行き渡っていません。そういえば上のスペクトラもかなり花数が少ないようです。そもそもがフロリパンダなので前年の天候に影響を受けたのかもしれません。もちろん四季咲き性は折り紙付きです。ただしこの系統の花色は暑くなると退色したような花しか咲きません。香りはありません。

サンショウバラ
株立ちして灌木の様相になります。葉っぱはサンショウそのもので花が咲いてなければ区別が付かないでしょう。1日花です。モスローズよりダイナミックなトゲトゲの蕾です。
スーベニールドラマルメゾン
オールドローズのブルボンです。イングリッシュローズのモデルですがこちらの方が風情があるような気もします。(イングリッシュローズは少し商業主義に走りすぎてませんかね。そんなトコも含めてですが)耐病性だって日本の気候じゃ両者とも大差ないし。
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